日本の産業競争力を高めるためには、世界の一流企業に負けない高い技術力と独創的な商品開発力が不可欠となってきました。
こうした技術力や開発力の強化を早期に実現する役割を担うのが、CTO(チーフ・テクノロジーオフィサー)と呼ばれる人達です。CTOは、単に研究部門のトップというだけでなく、技術成果を企業収益に直結させることが期待されており、日本産業復活のキーマン的な存在となってきました。
しかし、日本では、技術の最高責任者として明確に位置づけられたCTOは大手製造業でも1割程度であり、そのミッションもまだまだ明確なものとはいえません。
日本CTOフォーラムは、こうしたCTO草創期にあたり、日本を代表する企業のCTOが一堂に集い、共通する課題をともに解決していこうというものです。
あわせて、重責を担うCTO同士が本音の交流を行うことで、新しいネットワークやムーブメントを生み出すことも大きなねらいです。
(2004年10月)
各期ごとに、CTOが課題としているテーマを複数設定し、分科会にわかれて討議します。各期のテーマは、日本の技術・開発からみる企業の方向性を模索するこのであり、活発な討議が行われています。
参加メンバーは、CTO(またはCTO相当の技術担当役員またはイノベーション担当役員)ご本人とします。本フォーラムの趣旨に鑑み予めご登録いただければ、正規の参加メンバーに準ずる方(役員クラス)に限り、代理参加者(代理メンバー)の参加を可能とします。
分科会の進行役(リーダー)は、参加メンバーの互選とします。なお、全体会合の進行役は日本能率協会が担当します。参加メンバーは、全体会合ならびに分科会に、積極的に参加するとともに活発な総合交流に努めるものとします。
日本を拠点に活動する代表的な企業のCTO(最高技術責任者)が、これからのモノづくり、コトづくりのあり方やイノベーションについて、本音ベースの意見交換を行い、共通の課題解決をめざします。
1. 製造業を中心とした日本を拠点に活動する主要企業のCTOの方々
2. グローバル企業の日本法人のCTOの方々
3. 上記CTOに相当する技術担当役員、イノベーション担当役員の方々
本フォーラムの趣旨に鑑み、50名程度とします。
7月~翌3月(9か月間)
本フォーラムは以下の活動から構成します。
全体会合(2回) / 分科会会合(5回程度) / 特別企画(不定期)
日本能率協会法人会員 330,000円(消費税別)
日本能率協会法人会員外 462,000円(消費税別)
ご参加希望が定員(50名)に達し次第、ご参加を締め切らせていただきますので、参加状況等をご確認のうえ、早めにお申し込みいただけますようお願いします。
1.参加申し込み後、分科会設定・構成について、アンケートおよびヒアリングが実施されます。
2.その後、3つの分科会の中からいずれか一つの分科会を選定し、所属いただきます。
分科会のテーマは前期メンバーを中心にテーマ案を集約したうえ、今期メンバー確定後に、分科会選定、確定登録いただきます。
※毎期、海外視察活動やメンバー企業の研究・技術研究拠点や話題の工場視察を交えた交流活動を実施しています。また、合宿会合や特別企画活動、メンバー相互の懇親イベントも実施しています。
参加メンバーは、CTO(またはCTO相当の技術担当役員またはイノベーション担当役員)ご本人とします。本フォーラムの趣旨に鑑み予めご登録いただければ、正規の参加メンバーに準ずる方(役員クラス)に限り、代理参加者(代理メンバー)の参加を可能とします。
分科会の進行役(リーダー)は、参加メンバーの互選とします。なお、全体会合の進行役は、日本能率協会が担当します。
分科会の運営方針は、分科会メンバーが討議して決めます。分科会の運営方針に沿って、ファシリテータを選任することができます。ファシリテータは、リーダーの進行を専門的な立場から支援し、分科会の円滑な進行に努めるものとします。
参加メンバーは、全体会合ならびに分科会に、積極的に参加するとともに活発な相互交流に努めるものとします。
研究の成果は、分科会メンバーの合意に基づき、報告書等にまとめることができます。
本フォーラムにおいて作成した研究報告等の著作物の著作権は、特に明示のない限り、日本能率協会に所属するものとします。これらの著作物を体外公表する場合は、原則として著作に関与した関係者全員の了解を得るものとします。
本フォーラムの参加メンバーは、原則として、全分科会の報告書等の著作物を閲覧できるものとします。
参加メンバーならびに日本能率協会は、本フォーラムの討議内容・情報等に関し、厳重な取り扱いに努めるものとします。
R&Dイノベーションリーダー交流フォーラム
1.CTOとの交流を通じて、実践的な戦略立案のプロセスを学ぶ
2.活発な異業種交流により、新たな発見や深い気付きを得る
3.異業種の企業に信頼できる友を得る
本フォーラムでは、上記の3つの達成目標を掲げ、その実現をめざします。そのために、研究テーマに対し、グループに分かれて、それぞれブレークダウンした目標を設定し、6ヶ月にわたり自主的な議論を行います。また、異業種のCTOの方々などゲスト講師の講義を通じて、その実現に必要な戦略的な発想や行動原理を学びます。こうした多角的なアプローチにより、その成果を最終報告会で発表いただきます。
一般社団法人日本能率協会 産業振興センター R&Dイノベーションリーダー交流フォーラム事務局
s-leader@jma.or.jp